どうも、ししゃもです
お絵かきが好きなそこのあなた

プロみたいに一発できれいな線を引けるようにならないと、絵はうまいと言えないしうまくなれない
なんて思ったりしていませんか
本記事ではあなたのその固定概念をぶち壊していこうと思います
一発で綺麗な線を引く必要性はない
プロのように一発で描けたらそれは確かにかっこいいかもしれませんが、それと絵の上手い下手、線の綺麗汚いは関係ありません
別に一発で正確な線が引けなくても短い線を丁寧につなげたり、はみ出たところは消しゴムで消したり、ホワイトで修正したりすれば一発で描いた線のように見えます
消したり修正したりすることがかっこ悪いとか恥ずかしいと思っているから、一発で描かないといけないと思うようになるのです

これは、学校等で誰かに見られている中で描いてきた人や、ホワイトで修正した絵を汚いと感じる人が陥りやすい思考なのだ
ハッキリ言って絵ができるまでの途中経過なんて見たがるのは絵を描いている人たちだけで、絵を描いていない人たちは完成系ですべてを判断します

ぶっちゃけ絵を描いているあなたも、上手だなと思っている人の絵って完成系を見てそう思っていませんか?つまりそういうことです
早く上手になりたいのなら一発できれいな線が引けるようになる練習なんて別にしなくていいので、完成系が綺麗になる方法を知りましょう
ではここから、完成系を綺麗にする方法をアナログとデジタルにわけて紹介致します
アナログできれいに描きたいならこうしよう
アナログで完成系を綺麗にしたい人はトレースをしましょう
きれいな完成系ができるまで5回だろうが10回だろうが何度でもトレースすればいいのです

どうして世の中にトレース台なんて存在していると思っているのですか。アニメーションの為だけではありませんぞ
パソコンが高くて買ってもらえないなんて人もトレース台くらいなら買ってくれるかもしれませんので交渉してみましょう
とくに、筆圧が強くて紙に跡を残しがちな人はトレースをオススメします
トレースは自然と力が抜けるのでトレースを続けているうちに筆圧をかけすぎる癖も少しずつ抜けますよ
トレースなんて面倒なことやってられんという人は描いた絵をスキャンして印刷しましょう
印刷すればホワイトで修正したところは印刷に出ないので、跡が付いたところや汚れたところを白く塗りつぶしておけばきれいな一枚絵を作ることができます

今はコンビニに大きなプリンターもあるのでそれを利用すればお家にプリンターがなくても印刷できちゃうぞ
写真用紙に印刷したりするのも面白いかもしれませんね
デジタルできれいに描きたいならこうしよう
デジタルできれいに描くなら戻るボタン連打です
きれいで納得のいく線が描けるまで何度でも描いて消してを繰り返してかまいません
これがデジタルの強みです
あとはレイヤーも細かく分けて描きましょう
後々修正する時に手間が省けます
それでもきれいな線がかけなければ消しゴムで地道に一ドットずつ消してもいいんじゃないでしょうか
完成系が綺麗になればいいのだから、描く過程がこうでないといけない、ああでないといけないなんて決まりはありません
さらに付け加えると、プロがこう言っている、教本にはこう書いてあるとしてもそれは他の誰かの描き方なのでマネする必要性なんてありません
こうでないといけないと決めつけているのはあなたの固定概念です
あなたはあなたが一番上手に描ける手段で描けばそれでいいのです
まとめ
ここまで読んだ方は少し絵の描き方に対する見方が変わったのではないでしょうか
だれかの絵を見るとこんな風に綺麗で上手な絵が描きたい、理想の絵が描きたいと思うものですよね
でも、あなたが気にしていることは”上手な絵が描けないこと”ではなく”自分が絵が上手な人に見えないこと”なのではないですか?
あなたが重視しているのは過程や他人から見られる自分の姿であって絵の完成系ではないのです
きれいな線が一発で描けないことで悩むのははつまるところそういうことです
別に出来上がるまでの過程がかっこよくなくたっていいじゃないですか
出来上がるまでにボツが100枚あったっていいじゃないですか
ししゃもは最終的にいい絵が出来上がるならそれでいいと思います

さぁ、これであなたの固定概念をぶち壊しました。思う存分いい絵をたくさん作りだしてください
あと、これは余談ですが本記事で紹介したきれいな完成系を作るやり方を続けていると、知らないうちに一発できれいな線が引けるようになります
ついでにいい作品が山のように出来上がります
以上です
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