どうも、ししゃもです
本記事ではプラケニルを服用している方にぜひ知ってもらいたい画期的な服用管理シートをご紹介します

ししゃもも知らなかったので初めてみたときは、なんて便利なんだ!と驚きました
プラケニルがどんなお薬なのかもう知っているという人は、目次の最後の方から服用管理シートの話に飛べますのでそちらからどうぞ
プラケニルとは
プラケニル(ヒドロキシクロロキン)は、皮膚エリテマトーデス(CLE)、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気の治療薬として、世界で広く使われているお薬です
エリテマトーデスの皮膚症状の程度や進行、患者さんのQQL(生活の質:「感情」「症状」「機能」)の改善が期待されます
さらに、SLEの患者の全身症状および筋骨格系症状(「日常生活活動度」「筋肉や関節の痛み」「筋関節痛の重症度」)や倦怠感(だるさ)の改善も期待されます
免疫調整薬と免疫抑制薬の違い
プラケニルは免疫調整薬と言われています
SLEの患者はプラケニル以外に免疫抑制薬を飲んでいる人がほとんどかと思われます
この免疫調整薬(プラケニル)と免疫抑制薬(イムラン、プログラフなど)の違いは下記の通りです
- 免疫調整薬:正常な免疫機能にはほとんど影響せず、異常な免疫反応を調整することで炎症を引き起こす物質の産出を抑える
- 免疫抑制薬:他の薬で効果が見られなかったり、より強力な治療が必要な場合に使用される。正常な免疫機能も含めた免疫反応を抑えるため、効果の反面、治療中は感染症などへの注意が必要

異常な免疫だけ抑えるか、正常なものも全部抑えるかどうかの違いって感じだよ
服用中の注意事項
いいお薬には厄介な副作用がつきものです。そう、例えるならステロイドのように

ステロイドほどたくさんはないけど、プラケニルにもそれなりの副作用がございます
主な副作用は以下の通りです
- 網膜症
- 皮膚症状(薬疹など)
- 低血糖
- 下痢
皮膚症状・下痢の副作用は服用開始一か月以内に起こることが多いです
網膜症はまれですがプラケニルの服用中に起こることがあり、長期投薬でリスクが増大するおそれがあります
網膜症は進行すると「標的黄斑症」という障害が現れます。障害が進みすぎると服用を中止しても進行する可能性があり、最悪の場合は失明する危険があります
網膜症には自覚症状がないケースもあるので、早期発見と失明のリスクを回避するためにも必ず主治医の指示通りに眼科検診を受けましょう

間違っても「なんともないし、面倒だからいいや」とサボったりしないようにしようね。ししゃもとの約束だぞ
服用方法は人によって違う
さて、そんなプラケニルですが、服用の仕方が人によって違うのはご存知でしょうか?
プラケニルの服用量は患者さんの身長から計算式で導いた「理想体重」によってその量が決まります
プラケニルの服用量の計算式はこちらになります
一番服用がややこしいのは一錠と二錠を交互に飲む人です

ちなみに、ししゃもも交互服用だぞ。交互服用って飲み間違えそうで大変だよね
そんな人のための必見情報が下記になります
交互服用者必見の画期的管理シート
プラケニル交互服用の方はこんなことでお困りではありませんか?
-
- 昨日飲んだのが一錠か二錠かわからなくなる
- 奇数日と偶数日で覚えても、月がかわるとズレてしまうので結局覚えられない
- 毎回薬袋やカレンダーに日付を書いたり、チェックを付けるのは面倒…

そしてこれらのことが原因で飲み間違えちゃったりして焦ってしまう…
もしかしたらそれ、解決できるかもしれません
その解決策がこちらになります
上記の写真は、薬局でもらうことができるプラケニルの服用管理シートになります
交互で服用する人にとって、とても便利で画期的だと感じましたので、ぜひ紹介したいと言ったところ、当ブログの読者様のご厚意により写真と掲載許可をいただくことができました

写真と掲載許可、本当にありがとうございます!
薬局によってはシートがない場合もあるので、どこでも手に入るいうわけではないのがちょっと残念な点ではありますが、もしかしたらあなたのかかりつけ薬局ではこのようなシートがあるかもしれません
交互の服用がややこしくて、飲み間違えを頻繁に起こしてしまうという方は一度薬局でこんなシートはありませんか?と尋ねてみましょう
このシートなら、たとえうっかり飲み忘れても、次に飲むお薬が何錠かわかるのでとっても便利ですね
※追記
その後、シートを自作しました。作り方と、作るための図面のテンプレートを公開していますので自作したい方は参考にしてください

さらに、自作が面倒!薬局にもなかった!という人のために、オリジナルデザインの完成済みシートの販売も開始しました
ねこちゃん、わんちゃん、海の生き物などが服薬の度にあなたを癒してくれますよ

自作するための材料費で出来上がっているものがお家に届くくらいのお値段になっていますので、よかったら見てね
販売場所はこちら
まとめ
本記事ではプラケニルの画期的な服用管理シートをご紹介させていただきました
服用管理シートですが、主治医や薬剤師さんも知らないことがありますので「なんで教えてくれなかったんだ」などと責めたりはしないであげてください
また、今あなたの薬局になくても薬局の薬剤師さんがこのシートの存在を知ることで、その薬局でもシートが配布されるようになるかもしれません
ぜひとも、この便利な服用管理シートをあなたの周りのプラケニル服用者や薬剤師さん、主治医にも教えてあげてください

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では、プラケニルおよび服用管理シートの話は以上となります
※本記事のお薬の情報はサノフィ株式会社のサイトを参考に簡潔にまとめております。こちらからもっと詳しいプラケニルの情報が得られますので、是非一度ご覧になってみてください
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