どうも、ししゃもです
持病の都合で何かと病院に行くことが多く、薬も毎回貰うのでお薬手帳を頻繁に使用します
2020年2月28日現在使用しているお薬手帳は下記のペンギンさんおくすり手帳なのですが(かわいい)
シートとか自作するならお薬手帳も自作してもっと楽しみたいなぁと思ったのでお薬手帳を自作することにしました

でも、お薬手帳って自作しても大丈夫なのでしょうか?
というわけで
- お薬手帳は自作OKなのか?
- 大きさやページなど様式にきまりがあるのか?
- お薬手帳に必要な項目はなにか?
などについて調べてみました
お薬手帳は自作できる
先に結論から申し上げますと、お薬手帳は自作OKです!
お薬手帳と聞くと、なんだか専用のノートじゃないとダメなような気がしますがは一定のルールさえ守っていればお薬手帳は自作することができます

自分が使いやすいように、市販のノートなどで自作したものをお薬手帳として薬局で使うことは自由のようです
なので
- アレルギーについてもっと詳しく記録できるものがいい
- 持病が多いので、持病についてもっと詳しく記録しておきたい
- 血圧や血糖値などもまとめて記録できるものがいい
- もっとかわいい・かっこいいお薬手帳がいい
- メモをしたりシールを貼る欄があったらいいな
など、自分の好みや目的に合ったお薬手帳を選んだり、作ったりすることができるというわけです

お薬手帳なんて大層な名前がついているけど、結構融通が利くのですね~
自作する時の決まり
自作が可能なことはわかりました
では、自作するにあたって守らなければならないルールはあるのでしょうか
その辺りについても調べたのでまとめておきました
サイズや表ページ数
お薬手帳のサイズやページ数に決まりはありません
市販されているお薬手用でも様々なサイズのものがありますし、ページ数もそれぞれ違ってきます
なので、たくさん記録を書き込みたい人はメモやコメントをしっかり書き込めるB6サイズにしたり、逆に薬の情報だけ割ればそれでよくて、できるだけコンパクトにしたいなら銀行の通帳サイズで作るなどするといいと思います

一般的なお薬手帳のサイズはA6なので、百均のカバーなどを使いたい人はA6で自作しよう!
表紙の決まり
表紙には、「お薬手帳」と「自分の名前」の記載が必須です
名前がないとお薬手帳が誰のものかわかりません
お薬手帳は自分で管理するのも目的の一つですが、一番お薬手帳を必要とする瞬間は処方の時と緊急時です
いうなれば、基本的に他人が見る機会の方が多いわけです
たとえお薬手帳を普段から持っていても、名前がなければ緊急時にその効果を発揮できません

もし他人のものだったらとんでもない医療ミスにつながるかもしれないからね
表紙を自分好みにデザインするのは大いに構いませんが「お薬手帳」と「自分の名前」だけは絶対に書き忘れないように気を付けましょう
お薬手帳に必要な項目
お薬手帳に必要な項目は厚生労働省によると以下の通りでした
(11) 「手帳」とは、経時的に薬剤の記録が記入でき、かつ次のアからウまでに掲げる事項を記録する欄がある薬剤の記録用の手帳をいう。
ア 患者の氏名、生年月日、連絡先等患者に関する記録
イ 患者のアレルギー歴、副作用歴等薬物療法の基礎となる記録
ウ 患者の主な既往歴等疾患に関する記録
手帳の当該欄については、保険薬局において適切に記載されていることを確認するとともに、記載されていない場合には、患者に聴取の上記入するか、患者本人による記入を指導するなどして、手帳が有効に活用されるよう努める。
なお、手帳に初めて記載する保険薬局の場合には、保険薬局の名称、保険薬局又は保険薬剤師の連絡先等を記載すること。(17) 手帳の媒体(紙媒体又は電子媒体)は患者が選択するものであり、手帳の提供に当たっては、患者に対して個人情報の取扱い等の必要事項を説明した上で、患者の意向を踏まえて提供する媒体を判断すること。
引用:厚生労働省「調剤報酬点数表に関する事項」より
要は一般的なお薬にもある「持ち主の情報」を表紙の裏や最初のページなどわかりやすいところに記載しておかないといけないということですね
先ほども申し上げたように、お薬手帳は緊急時や処方の時など他人が見る機会の方が多いです

下記の情報があるとお薬手帳として機能するようです。緊急時に医療チームが適切な処置と投薬を行うことができますので、必ず記載しておきましょう
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 年齢
- 住所
- 電話番号
- 血液型
- アレルギー歴の有無(食べ物/お薬/その他)
- 副作用歴の有無(副作用のあった薬の名前)
- 既往歴(これまでにかかったことのある病気)
既往歴はアレルギー性疾患・肝疾患・心疾患・腎疾患・消化器疾患・その他など、ある程度項目で分けて記載しておくと見やすいです
自分ではよくわからないという人は、通院の際に主治医に記載してもらいましょう
また、下記の情報は無くても構いませんがあった方が医療関係者はとても助かるので、記載する余裕があれば記載しておきましょう
- 緊急連絡先(氏名/続柄/住所/電話番号)
- 身長/体重
家族の分をまとめたり兼用にするのはOK?
家族が多いとお薬手帳がかさばって管理が大変という声はよく耳にします
まとめられたらいいのに…と考える人もいるでしょう
自作がOKなら全員分をまとめて管理できるお薬手帳を作ればいいじゃないと思うかもしれませんが、それだけはやめておきましょう
処方された薬の記録が一人の分ではないので、薬局の方でも誰のお薬手帳かわかりにくく使いづらくなります
処方ミスにつながる恐れもあるため、兼用は絶対にやめておいた方がいいです

面倒でかさばって邪魔かもしれませんがお薬手帳は一人一冊にして用意しておきましょう
スケジュール手帳との兼用はOK?
スケジュール手帳も普段持ち歩く人なら、スケジュール手帳と兼用にしてスッキリさせたいと思うこともあるでしょう
ただ、スケジュール手帳とお薬手帳を兼用にしてしまうと、薬局や病院の人は見づらいですし、緊急時にお薬手帳だとわかりにくくなります
スケジュール帳とお薬手帳は分けておいたほうがよいでしょう
お薬手帳を作っておくメリット
ししゃも(当ブログの運営主)のように難病の人、持病持ちの人はお薬手帳を持ち歩いていることが多いと思いますが、それ以外の人もお薬手帳は持っておいた方がいざというときにとても役に立ちます

例えばこんなメリットがあるぞ
- 飲んでいる薬について相談する時に役立つ
- 自分の健康管理に役立つ
- 災害や事故にあった時に役立つ
最近は地震や台風被害など災害が多く、ある時急に病院や薬局に行けなくなる、自宅に帰れなくなるといった事態に遭遇するかもしれません
そんな時にお薬手帳があれば、災害時でも必要な薬の手配や処方がとてもスムーズにいきます
普段は病院に行かなくてお薬手帳を全然使わない人も非常用に一人一冊は作っておきましょう
まとめ
本記事ではお薬手帳の自作ルール等について書きました
意外と厳格なルールはなく、かなり自由度が高いのでお薬手帳を少しアレンジしたい、もっとかわいいデザインにしたい人はこれらを参考にしてぜひあなただけのオリジナルお薬手帳を作ってみてくださいね

ししゃももオリジナルお薬手用を作るぞ~!
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